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ガソリン高ぇーよ!!③

田邊 
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2024年もまもなく終わります。
本年も、お客様をはじめ皆様方には感謝の想いしかございません、
本当にありがとうございました。

さて、国はレギュラーガソリン販売価格を185円/ℓと基準を決め、それに対して補助金減額を
進めています。

価格陥没地域の益田市はどれくらいになるでしょうか。
価格の中身は「ガソリン高ぇーよ!!」クリック→https://masudasekiyu.grupo.jp/blog/3593596
で詳しくは見て頂きたいのですが、
切に知って頂きたいと想うのは、
石油業界は「粗利率」ではなく「口銭」という〇円利益を乗せて販売価格を決める
という風習がある業界である。ということです。
「コスト積み上げ型」とも言います。
ガソリンスタンド経営において、1ℓ10円利益があればやっていける企業があれば、
20円あっても厳しい企業もあります。
15年くらい前までは「1ℓ10円の利益で経営を」の元売りからの圧力があった頃は、
ボーナスも出なかったです絵文字
体力のある大手企業は莫大な量を元売から仕入れるので、仕入れ値も安くできる。
一方、地元企業は当然同じ量は仕入れられないから仕入れ値は高い。
でも、適正粗利を取ろうとすると「高い!」とお客様は行かなくなります。
そして閉鎖・・・。仕方のないことです。

コスト削減には限界があります。
増してや、働き方改革でやむなく休業日を設け、営業時間を短くして・・・。
じゃぁそれで減った売上つまり利益をどうすれば・・・。
それでも企業努力は我が社の社員だって必死にやっております。
粗利率ではなく「口銭」という粗利額で売値を設定する業界なので、
ガソリンが300円/ℓになろうが100円/ℓになろうが、
数量が増えない限り儲けは変わらないのです!!
売上額と粗利が比例しない異常な業種なんです!!
商売の基本「単価×数=利益」の「数」に走らざるを得ないのです。

ちなみに島根県内の仕入れ値の差は、ほんの僅かです。
ではなぜ益田は安いのか?
県内市場を無視して、山口県の安値市場の価格と同じにするJ〇セルフが2ヶ所もあるからです。

安値は悪ではありません。誰だって安い方がいい。
なので、私たちは「田舎の強み」を活かして、付加価値でお客様に選んで頂ける企業を創り続けています。
その分、最安値ではないけれど。
次とその次のために、人材を人財にするために、「この会社悪くない。益田で暮らしてみよう」
のために日々トライ&エラーで頑張っています。

行き届かない事、失敗やご迷惑をお掛けしたら、遠慮なく厳しく叱責してください。
それが次に活かせますから。

「人の質が企業の質」なんです。結局は「人」
何を売るかが問題ではない。
誰が売るかが大事なのです。

本社は明日まで、
配達灯油の受付は本日までで明日配達。
SSは中吉田SSが元旦から営業しております。
詳しくはトップページをご覧ください。

みなさま、よいお年をお迎えください。

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