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しまね特別支援学校 職業教育フェスティバル

2023年12月14日
島根県教育庁特別支援教育課主催のもので、サブタイトルに
「~ ゆめ・ジョブ・フェスタ2023 ~」とあります。
特支1
特支2
内容は2つ、
➀「職業教育フェスティバル」は、県内の養護学校にある、作業学習のためのいろんな作業班の取組みを発表するものです。
②「企業ガイダンス」です。

➀と②を同日に開催するのは初めてとのこと。

➀は4年前からだそうで、はじめは「フードデザイン」というテーマだったが、その範囲を広げたそうです。でもまぁ「フード」になりがちなのは仕方ないかもです。企画、製造、販売の発表です。

益田養護学校さん
特支4
お歳暮の中身は、食品だけではなく、小皿や箸置き、ランチョンマット、傘掛けグッズほか多彩。
唯一「フード」の殻を破って、しかもいろんな作業班の品物もあるし全ての作業班が関わっています。それらを一つにして「ギフト」にできるじゃん!!という発想がお見事!素晴らしいです!!
もう何年も取組んでいるようで、「お歳暮」において消耗しない物は残る、わけで、贈る側ももらう側も同じものは困る、という想像はできます。毎年贈る側(買う側)と意見交換しているそうです。
来年の後輩のために、問題点や改善案もあると、もっと良かったかと。

浜田養護学校さん
特支5
お弁当「はま弁」
メニュー開発だけでなく、コロナ禍で販売する場所の問題も浮上!大変だったと思います。
問題提議や改善案など振り返りもあって良かったです!!
もったいないのは文字が多かったり動画もあれば、と。「お客様」と言って欲しかった。

石見養護学校さん
特支6
「IWAMIマルシェ」
単なるフード販売にとどまらず、そこに接客とセールスも込みでの取り組みは、将来の就業に自信を持てるようになるでしょう。
何と言ってもパワーポイントが見やすさ読みやすさがダントツ!!

出雲養護学校さん
特支7
「メロン栽培」何がすごいって「初めてのメロン」、つまり挑戦したってことです。
「やめておこうよ、失敗したらプレゼンできないし」となりそうですが、見事に糖度13度の栽培に成功。きっと失敗してても、彼らはプレゼンしてたと思います。
(ちょっとコマ数が多かったけど)スライドとBGMだけの部分を入れたり、もちろん読みやすかったし!!振り返りがもっとあれば・・・。

松江養護学校さん
川津と乃木の両校舎、つまり制限時間10分に二つをプレゼンするわけで、「それって不公平」と
思ってしまった私はバカでした。
厄介者のアカエイを食材にする。と、地域とのエコ活動など。
終わってみると、こちら側の印象は「5分ずつ」という感覚はまったくなくなっていて、内容もちゃんとあって、伝わって。他校の10分と変わらない。「何この感覚?」でした。
それだけ、プレゼンすべき事を練って吟味して創ったということが証明されたことになります。
すごい!!!!
前半の「小さい画像がたくさん」は、正直見えませんでした。

隠岐養護学校さん
特支9
「隠岐酒造と隠岐養護」は日本酒とチーズケーキ。
そりゃ無理でしょ!しかもお酒だし。と思うのは浅はかな私。
「酒粕」に着目して、見事なチーズケーキが150円!!ぜったい食べたい!!
内容は当然、構成と演出はピカイチ!!客席もウケてましたもの。
めちゃくちゃ練習したんでしょうね!!
私ならチーズケーキ「ほまれ」にしたかな。
隠岐に引っ掛けた「お気楽カフェ」にいくと、ランク高そうな名前のチーズケーキ、
「え?150円」とお値段がお気楽。

最優秀賞は?
審査員特別賞は?
特支13
まぁそれはさておき、
プレゼンの3要素「見る・聴く・読む」を「見る側・聴く側・読む側」で考え、構成することが基本です。そこに「伝え方」というテクニックや演出が加わるのです。

私はチーム名も重要視しています。
学校やチームの目的や方向性などがそこに現れているかを見ます。
工夫してるかしてないかの熱量が計れます。

このような取組みがあることも、もっと周知されてもいいはず。
運営も大変だと思いますが、
来年も来たいと思いました。
いろいろ、ありがとうございました。

特支11 特支12 特支10

コメント
[6] 吉山典克 | 2023/12/21 16:42
中村様、分担してあの仕上がり!!
私は今回初めてなので分かりませんが、もしかして御校の伝承みたいになってます?本当にダントツでした!!

他の学校も見習うべきです。
何をプレゼンするか、だけでなくやり方の工夫や注意点や押さえておきたいポイントなんかも、生徒間で情報交換できると面白いかもですね。
[5] 中村厚子 | 2023/12/21 16:14
貴重なご意見をありがとうございます。学校って、どうしても1年の枠でしか考えてないなと改めて思いました。思いや取り組みを「継ぐ」といった意識での挑戦!!もありなのかもしれませんね。新たな風をありがとうございます。
今回の発表については、発表者は2,3年生でしたが、パワポは、客席にいた1年生も加わって、分担をして作り上げたので、それに対して、コメントをいただけて、とても喜びました。ありがとうございました。
[4] 吉山典克 | 2023/12/21 16:08
先日のプレゼンはこちらこそ楽しかったです、ありがとうございました。
あのイベントの軸が「フードデザイン」という枠からより多ジャンルまで広げたそうですが、各作業班が「物」においても融合している発想は「自由な発想」の勉強になりました。
確かに、各校とも「関わる大人の影響」は大小あります。それにより評価も動くでしょうけど、「なぜそうするのか」をたとえちゃんと理解できなくても、伝えてくれてるのならいいな、と思います。
私は伝え方が悪いとか、言い方が!とか言われます。不快に思われることもあるでしょう、その時は私を助けると思って、ダメ出ししてください。
今後ともよろしくお願いいたします。
[3] 落合由美 | 2023/12/21 12:28
益田養護の落合です。いつも本校のサポーターとしてお世話になっております。取組についての良い点、改善点など、率直なご意見をありがとうございます。いつも身近にいてくださり応援いただき感謝しております。今後ともよろしくお願いいたします。
[2] 吉山典克 | 2023/12/21 09:09
中村様、コメントありがとうございます。
パワポは「見る人、読む人」のことをちゃんと想ってくれていて、印象に残りました!
せっかくなので、「フード」の枠を破って、「フードも」に広げてみてはいかがでしょう?絞った方が取組みやすいのは確かですが、例えば「石よう作業班の新たな挑戦」というタイトルで「3年後に向けて」で何をやろうかを考えるところからスタートし、その様子や過程をプレゼンをして、来年度は「結局決まらなかった」のプレゼン、それを受け継いだ再来年度の生徒は「コレに決まった」、その次は「○○を実践した結果」みたいに、3年かけて○○ができた、というプレゼンが完結する。みたいな。単年で成果は出ないし賞も取れなかった。それでもいいと思います。人材の人財育成とはそういう事だと思うので。
と、外野が好き勝手言ってごめんなさい。
お互い頑張りましょう、ありがとうございます。
[1] 中村厚子 | 2023/12/20 10:38
石見養護の中村です。プレゼンがダントツ!!というお言葉、ありがとうございます。学園祭に向けて、各作業班が作ったものをまとめて発表用にしました。高等部の生徒、教員に伝えます。ダントツ!!と。
それぞれにコメントもいただき励みになります。ありがとうございました。
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