山陰中央新報の記事です。
わたしがＵターンしてこの業界この会社に入ったのが２８年前。
当時の全国ＳＳ数は60,000ヵ所越え。
2022年度末で27,963ヵ所。
半分以下。
ま、こうなることが分かっていたのでＵターン転職を決めたのですが。
この記事に書いていない、根本的な閉鎖や廃業の理由が二つあります。
➀セルフが解禁になり安値販売が爆発、この業界独特の数量至高の元になっている「口銭」という粗利の構造で、未だに時代遅れの薄利多売を資金力のある大手が行っていて、中小企業は再投資できる適正な粗利が確保できない。店主も試行錯誤し尽くし「自分の給料無し」まで追い詰められました。
（だからこの業種をやりたくない。地下タンクやローリーの改修や更新費用がない。）
②数年前のＥＮＥＯＳの特約店に対する肩叩き。
わたしたち特約店のＳＳ、自社所有のものもありますが、元売が所有する土地または建物を借りて賃借料を払っていました。しかし「買取りますか？手放しますか？」をやられました。
弊社も、２つのＳＳの建物は賃料を払ってましたが買取りました。
➀の背景もあって、「じゃあ辞める」となったのが昔ながらのＳＳです。
➀②の要因は、記事にある人口減少の大きい中山間地から始まりました。そして中山間地から撤退を始めたのはＪＡ。
大手が悪いわけではありません。
大小にかかわらず、先を読んで「喜んでくださるお客様を増やすための工夫と失敗の積み重ね」
以外にありません。
お客様（お給料の源泉）を想わないようになると、
裏金を貯めたり、偽ったり、つまり「自己中」になるんです。
今年の漢字は「偽」でしょ。
・必需品のエネルギーを販売している。
・脱炭素に対応できないところは消えていく。
・地方は車社会。
・自動車燃料や関連だけの販売は時代遅れになる。
・コストはかかるが、セルフやＡＩにはない「人の感覚」が貴重になる。
だからチャンスなんです
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